ルネ・マグリットは好きな画家のひとりです。
特に風景を描いた作品に惹かれます。
だいぶ以前の話になりますが、1988年、東京国立近代美術館で開催されたマグリット展にいったときのことです。
「饗宴(Le Banquet)」という、黒い林の中に太陽が丸く描かれている作品に出逢いました。私は著作権のことはよくわからないですし、気になりますから、こちらで作品の画像を紹介すること、ちょっと控えておきますね。
m(_ _)m
「饗宴」に出逢ってから7年ほど経った1月のある日、同じような光景を見る機会に恵まれました。
常緑樹林の間に太陽が丸くはっきりと現れていたんです。
そのとき、マグリットの「饗宴」が目の前に浮かんできて、どこか共感できたようで嬉しく思った記憶があります。
それ以来、木の間の太陽をよく見かけるようになりました。きっと、注意して見るようになったのかもしれません。
普段、何気なく目にする風景も、誰かの作品とリンクすることがあって。
絵を見る楽しみはそういうところにもある気がします。
これは、東武東上線武蔵嵐山駅付近で見かけた夏の夕刻の風景です。
自分なりに、林の中を太陽が沈んでいくところを色鉛筆で描いてみました。
大変遅筆ですが、また何か作品が描けたらアップしていきたいと思っていますので、
よろしくお願いします。
ご覧いただきましてありがとうございます。