このブログは、絵を描いて生計を立てていくことを叶えよう、何歳からでも行動していこう、その過程を綴っていくという趣旨で2020年5月に始めました。
ようやく油絵を描きます。
もう2カ月以上前になりますが、1月9日、はたと思いつき夜中に油絵用のパレットを掃除したんです。たしか最後に使ったのは2009年頃でしたね。
(^_^;)
以降は日々の生活に追われていて、後片付けに時間のかからない水彩や色鉛筆などで極々たまーに描くぐらいでした。油絵は、筆に絵の具が残らないようにクリーナーで洗った後、さらに石鹸などで洗いますし、パレットの掃除もその都度やっているので、どうしても片付けに時間がかかるのです。
あと、時間的な問題の他にもう一つ理由があって、今の生活では油絵の具を買うのも大変だということでした。20ml入りのチューブの絵の具は色によって値段は異なりますが、安くても1本600円ぐらいします。それを何本か買わなければならないから、とてもじゃないけど無理だろう・・。
そう思って半ば諦めていたんですが、昨年の12月、だいぶ前に購入した24色の油絵の具セットがあることに気がついたんです。普段からよく使う引き出しにしまってあったのですが、見ているのに認識していなかったというか。色々と困窮しているためにうわの空というか、視野がだいぶ狭くなっていましたね。
「あれ?この赤い箱なんだったっけ」と、見てみると、ほとんど使っていない24色セットの絵の具でした。これは、ありがたい。また油絵が描けるじゃないか!
1色はどこかにいっており、もう1色はオイルが漏れていましたが、ほとんど劣化はなく、色は鮮やかですし良い状態でした。
(多少、劣化していても使うつもりでした 笑)
そういうわけで、パレットの掃除です!
約15年放置して固まった絵の具はストリッパーで取り除くことにしました。以前から使っていた剥離剤です(上の写真右側の瓶)。
最近は油絵用のオイルやクリーナーも様々なものが出ていて、固まった絵の具の除去も新しい商品があるかもしれないと買いに行ったところ、ストリッパーが最初に目に留まりました。やはり、まだこれが主流なのかな・・。
さっそく購入したストリッパーをパレットにかけ、絵の具の固まった部分は古い筆でつけていきます。1時間ほど置き、浮き上がってきた絵の具をペインティングナイフで削り取ります(上の写真右側は絵の具を取った後の状態)。
もう一度、剥離剤をかけてある程度のところまで取ることができました。
絵の具を剥がしてパサついた(?)パレットにはポピーオイルを塗りました。
こんな感じです。この程度取れれば十分です。
どの色をどこに置いていたかの目安にもなりますし。
色の並べ方は人によって様々なようですね。私は長年この配置です。
そして新たに絵の具を出していきます。
蓋が開けづらい場合は、普段、軽作業で使っているラバー付きの作業用手袋が活躍しました。これ、少し力を加えただけですぐに蓋が開いたので重宝しましたね。
これで準備完了。ようやく油絵始動です。
また、近況を書いていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
(^_^)/~
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