59歳で初めてハローワークに行った話

59歳にして初めてハローワークに行ってきました。たまたま、今までに行ったことがなかったのです。

まずハローワークのサイトで仕事検索するのですが、職種のほかにも募集内容に記載されている年齢制限や資格・経験の有無などで、けっこう絞られてしまいます。

条件に合う募集を見つけたら、ハローワークの受付に行って相談。いろいろとアドバイスをいただき紹介状が発行されて、その紹介状を応募した会社に直接持っていき面接を受けるか、履歴書などと一緒に紹介状を郵送した後に面接に行くという流れがあるようです。

パート志望でしたが、1件目は履歴書不要のところで面接当日にエントリーシートに記入するというような形式でした。学歴の年月とか職歴についてまとめたメモを持って行ったので、それをもとに記入することはできましたが、自己ピーアールは迷いました。それに、久しぶりの面接は緊張しましたね。

採用ならば翌日に通知すると聞きましたが、特に連絡がなかったので駄目だったようです。

まだ1件目だし、とにかく進んで行くしかないということで、現在、あと2件の面接予定があります。まずは生きていくためには稼がないとね。

で、軽作業や事務系の派遣会社にも登録してきました。まだ仕事の依頼はありませんが、ハロワ通いと面接の日程をぬいながら、仕事の問い合わせをしていきたいと思います。

 

クラウドソーシングサイトにも登録して応募していますが、なかなか受注に繋がっていません。

(^_^;)

私の応募した仕事は、以前からやっている議事録作成、音声起こしの案件で入力系が主ですが、ほとんどが競争率が高く、受注するのはだいぶ時間がかかりそうということで、今は小休止しています。また折を見て挑戦したいと思います。

クラウドソーシングの入力系作業は本業がある方が副業でやられている方も多く、子育て中でも在宅で働きたいという方にも良いのかもしれません。

プログラミングができるとかデザインや動画関連などの技術があったり、ある分野に特化したライターさんなどは専門性も高いから競争率も少ないと思うし、金額面でも何とかいけるのではないかと思います。

ただ、少し怪しい案件もあるので、その点はよく見極めて注意したほうがいいかなと感じました。

 

ところで、ハローワークの担当の方から聞いた話では、
「60歳以上の方を雇用した際、国からの助成金もあるんですよ」
とのことでした。

あとで厚生労働省のホームページを見ると「特定求職者雇用開発助成金」という制度があって、これのことかなと思います(この記事を書いている2021年2月時点)。

 

その話を聞いて、
「それなら、59歳というのはなんか半端な年齢ですね。若い人の応募があれば、その人のほうが優先されるでしょうし」
と、私が言うと、

「そんなことはないです。働く意欲があって、今までの経験などもしっかりアピールできれば、若い人よりも採用される可能性がありますよ」
と励まされ、今に至っています。

 

ハロワの帰り、冬の澄んだ空気の中、樹木に夕日が映える美しい風景を見ることができました。これは描いてみたいなと思いながら、帰路についたのです。

 

まだまだ、これからやりたいことはたくさんあるし、とにかくこの世界を楽しんでいきたい。

 

これが今の等身大の私なんだと思います。